「集団的自衛権に関する法整備を拙速に行わないよう求める請願書」賛成討論
請願第3号 「集団的自衛権に関する法整備等を拙速に行わないことを求める請願書」について賛成の立場から討論させていただきます。
請願項目は
集団的自衛権にかかる法整備を安易に行わない趣旨の意見書を関係機関に提出してください。
であり、総務常任委員会で願意妥当と認め賛成多数で採択すべきものと決したものです。
この請願は国民は戦争のない平和な日本が続くことを願い、このような法案は国会において十分な時間をかけ議論を尽くすことが大切であり、最終的には国民の理解が得られる形で結論を出すべきと考え
集団的自衛権にかかる法整備を拙速に行わないよう意見書の提出を願う大変シンプルなものです。
マスコミの報道やネット上の意見をはじめ、もっと十分に審議するべきだ、あまりにも拙速だという声は、ここ議場におられる議員のみなさんも、少なからず高島市民の声を聞いていらっしゃるのではないでしょうか?
誰も戦争がしたいと思う人はいません。しかし、たとえどんなに国益を考えた良い法案であっても、それが国民に理解される形で示される必要があります。安全保障関連法案は国民の安全に関わる大事な法案です。
また、地方創生施策への影響を懸念される方もおられるかもしれません。高島市議会として「十分な時間をかけて議論を尽くしてほしい」と市民の声を伝えることは批判ではありません。また国民の信頼があってこそ政権が成り立ち、高島市の地方創生も進むのではありませんか?
高島市議会に提出されました請願は「法整備を拙速に行わないこと」を求める請願であります。
ここに請願者227名の深い良識と平和を願う思いを汲み取り、高島市議会として意見書を提出することはなんら他市に恥じるものではなく、むしろ尊いものであり、高島市民のみなさんの平和への願いは一致するものであります。
高島市民の平和への願いを高島市議会として国関係機関に意見をしっかりと届けようではありませんか。どうぞ高島市議会として良識ある賢明なご判断をお願いして賛成討論とさせて頂きます。