決意にいたるまで


 高島市のがれき受入問題に関わって、市議会に質問書を持って行った時に60代の男性ばかりで、びっくりしました。
ああ、だからがれき受入に議会全員が賛成するんやな、と思いました。これでは、あかんのとちゃうかな?とその時思いました。

 こんな状態やったら、今後何回も反対せんとあかんようなことが
議会で可決して、また反対の意見を伝えないとあかんようになる
と思いました。だれも「反対」がしたくて反対するのと違います。
反対するのはすごいエネルギーのいることです。

 

 がれき受入なんて賛成も反対もようわからんようなことやのに、議員さん全員賛成なんておかしなことやと思いました。1人も反対の人はいなかったのです。

 そして西川市長とお話した時に「高島なんてなんにもない田舎だ、と思う」とはっきり仰られたことに衝撃を受けました。
「なんにもない田舎だ」と思うからこそ、がれきを受入れてお金をもらってハコものを建てようという発想になるのやと思います。

 

 高島を「なんにもない田舎だ」と思って政治をするのと
「素晴らしいかけがえのない田舎だ」と思って政治をするのでは
天と地ほどの差が出てくると思います。

 そんなことで夏くらいから考えていました。

 月日は経って国会が解散して選挙になり、TPPや原発、増税、なにやら一般市民の生活に大きく関わるような事柄がいっぱいです。
ああ、これは市議会に入って、反対せんとあかんような
がれきみたいな事柄がまた国から持ち込まれるんとちゃうかなと思いました。

 それから11月23日24日「ローカリゼーションという希望~懐かしい未来」というイベントで嘉田知事のお話を聞いて、やっぱり、仕組みをつくることに関わることは大事なことやな!と思いました。

 

 そして25日には福井まさあきさん後援会事務所開きに行ってきました。そこで商店街の方が、安曇川の町が静かすぎて
まるでゴーストタウンのようだとお話をされたのを聞いて、
「ああやっぱり、私、今だな」と思いました。
だれかに大きな御神輿を用意してもらって担がれるのではなくて、
私ひとりでも(ひとりではできませんが)!と決意が固まりました。