201606一般質問 執行部回答

 

▶︎ 誇るべき高島市の高い文化力、発信!

高島市だけの高島市ならではの高島市文化振興ビジョンを

 

1.市内の文化財を生かした観光など、連携を高めるために高島市の文化財課の所管を教育委員会から市長部局のたとえば商工観光部にしてはいかがでしょうか?

 

 

総務部長答弁

(答)熊谷議員の質問番号11点目のご質問にお答えいたします。 文化財課を商工観光部に所管替えしてはどうかにつきましては、この4月の組織・機構の体制整備により、課の所管替えまでは行っておりませんが、重要文化的景観を活かした観光振興事業を推進するため、「文化財の活用および啓発に関する事務」を文化財課だけではなく、観光振興課においても行うよう、事務事業の見直しを行ったところであり、今後も連携して、事務事業に取り組んでまいりま

す。

以上、私からの答弁といたします。

2.日本遺産「琵琶湖とその水辺景観、祈りと暮らしの水遺産」ホームページのリンク等について

3.若狭町の日本遺産「御食国若狭と鯖街道」等との連携について

商工観光部長答弁

(答)熊谷議員の質問番号12点目の日本遺産「琵琶湖とその水辺景観~祈りと暮らしの水遺産~」ホームページのリンクに関するご質問にお答えいたします。

滋賀県と構成要素が所在する市町、そしてびわこビジターズビュ ーローなどにより、日本遺産「水の文化」ツーリズム推進協議会を昨年7月に設立し、この推進協議会を中心に日本遺産を活用した観光振興の取り組みを進め、日本遺産「滋賀・びわ湖」のウェブサイトを構築してまいりました。

また、3地域の水辺景観につきましても、各協議会のホームぺー ジがすでに制作され、情報発信に努めていただいております。 議員ご指摘のとおり、これらサイトのバナーにつきましては、市のホームページには整備されていない状況にあります。,これら日本遺産を観光資源として、また、インバウンド事業と合わせてPRする上では大変有効な手法だと考えておりますので早急に関係機関との協議を進め、ホームページの充実を図ってまいりたいと考えております。

 

 

次に3点目の、日本遺産の「後食国(みけつくに)若狭と鯖街道」 等との連携に関するご質問にお答えします。

 

 この日本遺産は、福井県と小浜市、若狭町が、本県の「琵琶湖とその水辺景観」とともに、昨年度、初めて認定されました全国18所のうちの1つでございます。

先に文化庁が実施した「行ってみたい、興味がある日本遺産アンケニト」において「琵琶湖とその水辺景観」が第2位、「鯖街道」 が第4位との結果も出ており、いずれも高い関心を得ております。

これまで、当市と小浜市、若狭町は、県域を越えて「鯖街道まちづくり連携協議会」を設立しており、「鯖街道」をテーマに連携して観光誘客の取り組みを行ってきております。日本遺産認定後は、 「鯖街道」に留まらず、お互いの日本遺産に関する情報交換を行うなど、その活用方法についても、協議を行ってきております。

 

今年度から本市が当協議会の事務局を担うこととなり、京阪神での鯖街道にちなんだ物産展をはじめ、各市町での体験活動を組み込んだモニターツアーを実施することとしております。

さらに、こうした好機を捉えまして、お互いの日本遺産についてもツアーやパンフレットに情報を加え、活用していくことも確認しております。

 

 また、京都市におきましても、現在、産業連携推進協議会や物産

振興協議会においては、百貨店等のご協力を得て販路拡大の取り組みを鋭意展開しております。こうした取り組みを通じて、広く鯖街道の文化にも触れていただく機会をさらに増やしていきたいと考えております。

 

いずれにいたしましても、観光誘客事業におきましては、当市だ

けの取り組みのみならず、議員ご指摘のとおり、近隣市町と連携し、 それぞれの強みを活かした事業展開が極めて重要でありますことから、これまでの事業の経過を踏まえ、より活発な情報共有を図り、 PRに努めてまいりたいと考えております。

以上、私からの答弁とします。

【担当】商工観光部 観光振興課】

 

 

 

4.各集落区長に伝統行事や神社仏閣などの調査をされ、文化振興ビジョンを立案されてはいかがでしょうか

 

教育総務部長答弁

(答)熊谷議員の質問番号14点目のご質問にお答えいたします。 「各集落区長に伝統行事や神社仏閣などの調査をされ、文化振興ビジョンを立案されてはいかがでしょうか」についてでありますが、現在、教育委員会では、高島市文化振興基本計画の策定に向けて取り組みを始めたところでございます。

今後において、市内の文化的資産などの基礎的調査を進める中で、区や自治会の伝統行事等の把握についても努めてまいりたいと考えております。

(再質問)高島市総合計画において基本構想のまちづくり方針に「高島の恵みと誇りを最大化」とありますが、伝統行事や文化を市民に知っていただくことが大切だと思うが、政策部長はどのようにお考えか。

 

政策部長答弁(答)お答えいたします。現在、平成29年から38年を期間といたします、第2次総合計画の策定に取り組んでいるところでございまして、先般議会の方にもその基本構想の一部、案の状態でありますけれどもご提示させていただいて、ご意見をいただいたところでございます。その中に、 今ご紹介いただきました、高島の恵みと誇りを最大化ということで掲げさせていただきました。この中身でありますけれども、住みたい、住み続けたいまちの実現ということを言っておりまして、社会のあり方が今後10年大きく変化する中で、高島の魅力である水と緑をしっかりと守り、その生活から生まれる恵みを大切にしていくということを言っているものであります。高島市に誇りが持てるまちづくりをしっかりと進めていくことによって、高島市の宝物となる、今おっしゃっていただいたような、伝統も文化も自然もそうでありますけれども、そういうものを最大化するとによって、市民の皆さんすべてに地域に愛着を持っていただいて、誇りを持っていただくというようなことを位置づけてるわけでありまして、そのように思っているところでございます。

 

 

1.塩見直紀さんの「半農半xという生き方」本を読んだことがありますか?塩見さんの提唱される「半農半x」の意味を知っていますか?

 

 

市民生活部長答弁

(答)熊谷議員の質問番号2の質問1にお答えいたします。

塩見直紀さんの「半農半xという生き方」という本は読ませていただきました。人間だけでなく、田んぼ、昆虫、動物、野菜、水や太陽までもがコミュニティの概念として、「コミュニティとともに生きる」ということを体現している方だと認識しています。

また「半農半x」の意味は、同氏が提唱するライフスタイルで、 自分や家族が食べる分の食料は小さな自然農でまかない、残りの時間は自分のやりたいことやミッションに費やすというものと認識しています。こうした暮らし方は、安定した生活につながりにくいと考えられることから、行政の政策として推奨しにくいものではありますが、経済的価値や効率化、利便性のみで評価された結果、切り捨てられてしまう農山村などを見直し、そこに暮らす意義を感じて定着してもらうためのヒントになるものかもしれません。また、 小さくても多様な稼ぎを組み合わせて暮らしを支える働き方は、地域の困りごとへの対応や今日まで残されてきた資源の有効活用な

どにつながる可能性を秘めているともいえます。

 

いずれにしましても、20〜30歳代の移住希望者の中にこうした暮らし方を志向される方もおられることから、様々な価値観や生活を取り巻く環境の変化に対応出来うる町づくりにも努めてまいりたいと考えております。

 

 

再質問

京丹後市の旧郷小学校は、現在、全国の大学から京丹後市内を活動のフィールドとして大学生を募集し、学生と市民が一緒に活動し共に学び、大学生との協働を通じて地域の課題解決や活性化、定住促進につなげようとされている。このような取り組みをどのように思いますか?    

 

市民生活部長

(答)定住促進条例の中で未来に向けて活力に満ちた持続的な地域づくりを重点事業目標に、住宅確保の支援、就労・起業支援などを定住促進施策に上がっている。今伺ったことに対して今後も検討したいと思う。

 

再質問

「半農半xの生き方」について書いたが、これからは自分で仕事をつくることが高島市にとってぴったりのライフスタイルではないかと思う。」は天職という意味。高島市でなら自給自足をしながら夢を持つことができる。高島市なら豊かな自然の中で夢を持ちながら生活できる。そのようなライフスタイルを提案することによって若者に来ていただいて高島市に住んでいただけることを期待している。

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

提案型質問1

廃校、旧広瀬小学校を若者定住のきっかけ、若者が自分で仕事をつくる場所そして地域のコミュニティスペースとしての利活用をすすめると良いと思う。いかがでしょうか。

 

 

教育総務部長答弁

(答)熊谷議員の質間番号2の提案型質問1のご質問にお答えいたします。「旧広瀬小学校の利活用」についてでありますが、広瀬小学校跡地の利用につきましては、平成2612月から広瀬小学校跡地利用検討委員会で、その活用が検討されています。議員ご指摘の若者定住や地域コミュニテイスペース等のご意見は、地域住民のアンケ ートや検討会議の中で多くのご意見の中のつとして取り上げられ、 それら多くのご意見をもとに、現在いくつかの候補にしぼりながら検討が進められているところでございます。

以上、私からの答弁とします。

 

提案型質間2

公募型プロポーザル事業は若者の仕事づくり、定住のきっかけになる可能性があるため、HPだけでなく市内外に広く発信してはどうか。

 

提案型質問3

高島市の公式Facebook LINES twitterのアカウントをつく り、 公募型プロポーザルの募集をはじめ、市政情報をタイムラインに流してはどうか  

 

政策部長答弁

(答)お答えいたします。

熊谷議員の質問番号2の、提案型質間2および3のご質間にお答えいたします。

公募型プロポーザルの実施については、価格のみで受託者を決定するものではなく、対象業務に対する企画力や創意工夫、これまでの業務実績などを総合的に判断すべき事業について採用しております。

今回の業務は、地域のあらゆる資源の中から、商品化や事業化できるものを発掘し、地域外へ販売することと、そのための体制や人材育成を行うプロデューサーとなる受託者を選定しようとするものであります。

こうした公募型プロポーザルに当たっては、多くの自治体が周知期間を設け、インターネットでの公告を実施し、参加される事業者の方にも広く認識されております。議員仰せの防災行政無線は、市民の身近な生活情報をお知らせしているもので、今回の公募型プロポーザルはそれに当たらないものと考えております。

 

一方、移住・定住を促進するうえで、情報を広く発信することは大変重要であると認識しております。こうしたことから、現在、高島の空き家情報も含めた、暮らしの情報を発信する「高島で暮らそう」というFacebook ページや、昨年度から実施しております「びわ湖高島ブランド戦略推進事業」では、高島の日々の食にまつわる人を紹介することで、高島の上質な暮らしぶりをブランドとして盟する「高島 食と人」のFacebook ページ等を用いて、全国に広く発信しております。また、情報発信に高校生を含む市民の皆さんが直接参加いただき、自主的に発信する情報などがソーシャルネットワークを介して更に広がっています。引き続きこうした情報発信を通じまして、多くの方に本市へ訪れていただいたり、ひいては移住定住にもつながるように取り組んで参りたいと考えております。以上、私からの答弁といたします。

(再質問)広瀬小学校跡の維持管理についてお伺いしたいのですが、現在どこが維持管理されているのでしょうか。

 

総務部長答弁(答)お答えします。総務部の財産管理課で行っております。

(再質問)古賀保育園に通わせておられる市民の方が、3月までは手入れされて、花壇にも花が咲いていたのに、現在は校庭に草が生えて、アスファルトにも草が生えて、毎日前を通るのに忍びないとおっしゃっている声を聞いたのですが、今後の維持管理はどのような形でされるのかお伺いします。

 

 

総務部長答弁(答)今のご指摘、現場を私自身確認しておらず、誠に申し訳ございません。適正な管理をするように努めますのでよろしくお願いします。